初めてのプログラミング

さてプログラミングの適性検査に合格して、自分はプログラミングに向いている、プログラミングを本格的にやってみようというあなた。どの言語でプログラミングをすればいいでしょうか？

プログラミング言語

パソコンにはCPUがあり、このCPUで演算処理がされることで、プログラムが動きます。このCPUが理解できるのは0か1の数字で2進数で表された機械語と呼ばれるものしか理解できません。

0101010101010101000…

しかし、この数字の羅列だと人間が理解するのは非常に困難です。そこで、人間でも分かるように記号や文字列で表したものがプログラミング言語です。そのうち、現在多くの方が学んでいるのが、より自然言語に近いもので、「高級言語」と呼ばれています。

日本語、英語、中国語のように、プログラミング言語にもいくつもの種類があります。プログラミング言語には、それぞれ得意分野があり、作るプログラムがWindowsアプリケーションなのか、Webアプリケーションなのか、モバイルアプリなのかで、どのプログラミング言語を学ぶべきかが決まります。

先ほど述べたように、どの言語を使うかは作りたいものによって最適な言語を選ぶ必要があるのですが、もう一つの要素は会社（組織やチーム）で、どの言語を使っているかも重要な要素になります。趣味でプログラミングをする場合は自分が好きな言語を選べば良いのですが、実務の場合は自分一人で開発するわけではないので、プロジェクトに携わる人間で同じ言語を使う必要があります。（こっちは日本語で話しているのに、相手は英語だと伝わらないですよね。）

私は長いことWebアプリケーションを作っていたのですが、私が勤めている会社では主にPHPとPythonを使っています。一般的にPHPは初心者に優しい言語でWebサイトのHTMLと親和性が高く、PythonはAI開発などでは必須の言語です。

どの言語を選んだとしても、プログラミング言語には必ずあるものがあります。次回はどのプログラミング言語にも共通していることを紹介します。