小学生向けのプログラミング

お母さん
うちの子はゲームばっかりしているから、何か習い事でも習わせようかしら?
やっぱり英会話?、体力作りにスイミング?
色々あるから、迷うわね。
昨今、小学生ぐらいのお子さんがいる家庭では習い事をさせる方が多いと思います。かく言う私も小学生5年生の女の子と小学2年生の男の子の父親です。
福井県は共働き率が61.2%で全国1位の県です。(引用元:福井県)
お母さんも正社員やパートタイマーとして外で働いている方が多いのですが、小学生は意外と帰宅時間が早く、うちの子ども達も遅くても15時ぐらいには下校の時間になります。そのため、放課後児童クラブと呼ばれる、就労のために家庭で保育できない子ども達を預かってくれる施設があります。しかし、学習塾や習い事とは異なり、特に勉強を教えてくれる場所ではありません。
もし、お子さんがゲーム好きならゲームをしながらプログラミングを学べるプログラミングスクールはどうでしょうか?
プログラミングの種類
プログラミングの種類は大きく分けて2種類があります。
ゲームプログラミング
自分でゲームを作って動かします。世界的に有名なゲームソフト「マインクラフト」を題材にしたプログラミングです。

株式会社キュレオが開発・運営するQUREO(キュレオ)は、全国の提携した学習塾でも学ぶことができます。
初級コースではビジュアルプログラミングと呼ばれるブロックを積み重ねて、マインクラフト内のロボットエージェントに指示を出します。実際の現場で使われるプログラミング言語はテキストで書いていくのですが、まずはプログラミングというものに、興味を持ってもらうい、論理的思考を養うには良いのではないでしょうか。
また、QUREOでは独自のキャラクターやストーリーで作られたカリキュラムもあり、子どもたちが楽しみながら自然とプログラミングに興味を持ち、進められるようになっています。
オンラインでできる通信制のプログラミングスクールもありますが、コチラのQUREOは普通の学習塾に併設されているケースが多く、学習塾で勉強をした後に一緒にプログラミングも学べるというスタイルです。
メリット
- ゲームをする感覚で楽しく学べる
- 学習塾と併設されているので、通常の学習+αでプログラミングが学べる。
- 毎週決まった時間に学習するので、長期間に渡って学ぶ習慣が身に付く。
- 講師が側にいるので、つまづいてもすぐに質問ができる。
デメリット
- 教室まで行かないと受講することができない。
ロボットプログラミング
ロボットを組み立てて、自分が作ったプログラムでモーターを回したり、ライトを光らせたり、音を鳴らしたりすることができます。
株式会社ソニー・グローバルエデュケーションが作ったブロックとロボットプログラミングを掛け合わせた教材です。
男の子ならLEGOブロックは一度は触ったことがあると思いますが、様々な色(オレンジ・水色・緑・赤)、形(三角・四角)のブロックと、タイヤやギアなどのパーツ、そしてモーターやセンサーなどがセットになっています。
専用のアプリをパソコンやタブレットにインストールして使用します。

アカウントを作成してログインすると様々なコースが用意されており、チュートリアルの他、お題に沿って進めていく
「学習コース」

レシピの中から自分が作りたいロボットを選択して作る
「ロボットレシピ」

があります。
学習コースを始めると、最初にどのようなブロックやパーツがいくつ必要なのかの説明があり、

アニメーションでどのように組み立てれば良いのか説明があります。


画面の指示通りにブロックを組み立てていくと…
下のようなパトカーが完成します。


そして、いよいよプログラミングです。プログラミングは先程も紹介したビジュアルプログラミングを使って、ブロックを重ねていくスタイルです。PCならマウス、タブレットなら指でブロックを、左のパレットと呼ばる部分からドラッグして中央部分に持ってきます。
右側にどのブロックを持ってきて、どこに配置するのか、ブロックのどの値を変更すれば良いのか、詳しく説明があるので、その通りに進めていけば、迷うことなくプログラミングできると思います。もし分からなければ、
ボタンをクリックすると動画が再生されるので、コチラで詳しく確認することができます。
プログラミングが完成したら、最後にプログラムをKOOV本体に転送すると、プログラム通りにライトが点滅したり、タイヤが回転して走らせることができます。
KOOVは初めてプログラミングをお子さん向けの14,800円 (税込)のエントリーキットからブロックの数や電子パーツの種類が豊富な64,800 円 (税込)のアドバンスキットまで4種類展開されています。
エントリーキット | ベーシックキット2 | スターターキット | アドバンスキット | |
---|---|---|---|---|
価格 | 14,800円 (税込) | 24,800円(税込) | 40,568円(税込) | 64,800円(税込) |
ブロック | 83個 | 104個 | 174個 | 306個 |
電子パーツ | 4個 | 12個 | 16個 | 24個 |
学習できるコース数 | 1コース (エントリー専用) | 1コース | 3コース | 6コース |
ロボットレシピ | 2作品 | 9作品 | 23作品 | 34作品 |

お母さん
でも、私は教えることができないし…
そんな時は、通信教育を利用してみるのはいかがでしょうか?
Z会が制作したオリジナルテキスト「みらいワーク」とKOOVを使って12カ月(全12回)に渡って学習することができます。学習をスムーズに進められるよう設計されているZ会の特別なカリキュラムになっています。
メリット
- 通信制なので、平日、土日と問わず、好きな時間に学習ができる。
- デジタルコンテンツだけでなく、ブロックや電子パーツを使って実際に触って体感することができる。
デメリット
- 講師がつくわけでないので、親が一緒に教える必要がある。
- 長い期間をかけて学んでいくので、習慣化するのが大変。
まとめ
小学生向けのプログラミング(スクール)を2つ紹介させていただきましたが、どちらも一長一短があるので、お子さんが興味を持ちそうなものにチャレンジしてみるのはいかがでしょうか?
習い事は決して安いものではありませんが、親として子どもにできることはチャンスを与えることができません。
少しでも、ゲームやブロックに興味があるお子様には、プログラミングというものに触れる機会を作ってあげるのはいかがでしょうか?